その男

「その男」

 

欲望という
熱波の中
木陰で吹く涼しい風を
感じさせるような
男だった

 

その男は
彼と私が
大地を共有している事                                                  
それを
知っていた
 

その男は
彼と私が
同じ樹の下にいたこと
同じ樹の一部だと言うことを
感じさせた

 


樹々が
土地を奪い合い
光を奪い
合っている

 

私は
土地を奪い合うことを
やめて
新しい大地を
求めていく

 

その土地で
大きくなることを望まず
只ひたすらに
大地に
私は貢献したい

 

私が望むのは
なぜ光を求めるのか
なぜ土地に根を張るのか
そのことを
忘れずに生きること

(心一_五行歌_大道塾塾長、長田賢一氏と会って)